Masao's Blog ~ BIZARRE ADVENTURE ~

レイディーバグという会社を経営している平世将夫の「奇妙な冒険」Blog

安定志向

12月に入り、大学生3年生は就活一色の状況ですね。

 

この時期になると必ずでてくる「人気企業ランキング」。

あまりに変わり映えせず、どういう調査を行っているのか疑問に思うくらいです。本当に大学生の意識はこうなんでしょうか?

より安定志向が増えているといいますが、「安定」とはそもそも何なのでしょうか?

「安定」の反対は「リスク」なのでしょうか?

そもそも「リスク」とは何でしょうか?

 

大企業に入ることは私は悪いとは思いません。

大企業でしかできない大きなプロジェクトや、大きな仕事というのもあります。

ただ、それと「安定」とは正直関係ないと思います。

 

一方で、ベンチャーや中小企業は「リスク」なのでしょうか?

 

「リスク」とは「不確実性」のことです。

「不確実性の高い」ものは「リスクが高い」といいます。

つまり、「100%失敗する事業」は「リスクがゼロ」ということです。「確実」ですから。

「安定」を「リスク」の反対の意味であると仮に定義すると、「安定」とは「不確実性が低いこと」と言えるかもしれません。

 

それでいうと、経営の安定的な基盤がないベンチャーは経営的には「リスク」があります。

 

上記で、「経営的には」と書きましたが、どのような「観点」でリスク云々を捉えるかによって、「安定」やら「リスク」やらの持つ意味が変わってきますね。

 

と、ここで自分の話になってしましますが、私は学生時代の就活で名も知らないベンチャーばかりを受けました。そして、全く「リスク」をとっていると考えておらず、むしろ自分は「安定志向だな」と思っていたくらいです。

なぜか。

自分にとっての「リスク」=「不確実性」とは、「将来にわたりサバイバルすることができないこと」だったからです。

65歳〜70歳くらいまでは仕事をする時代において、どう考えても20代の仕事がそのまま生涯にわたり続いていくとは考えにくいです。歴史をみても大きな変化があることは明らかで、そんな中で環境の変化をとらえ、「サバイバルするチカラ」を持つことこそが、最も「不確実性を少なく」し、安定した生き方をできると思ったのです。

だからこそ、怠惰な自分が大企業に入ってしまえば、(誤解ありそうな表現ですが)飼いならされた野生の動物のように、動物園の外にでた瞬間に生きていくチカラのない食われる側にまわるだろうと思いました。

 

ですので、私にとってベンチャー企業への選択は、サバイバル能力をつけるということでは、ある意味「安定志向」だったのです。もちろん、そういう仕事の仕方や会社の文化が好きだったというのもありますが。

 

大企業志向が強いのは悪いとは思いませんが、

企業の大小に関係なく、

「サバイバビリティーの高いビジネスマン」になることが、これからの世の中では何よりも大切なのだと私は思っております。