Masao's Blog ~ BIZARRE ADVENTURE ~

レイディーバグという会社を経営している平世将夫の「奇妙な冒険」Blog

事業もドラマも

昨日「あまちゃん 」について書きましたが、書いたあとで、

 会社も、事業も、ドラマだよなぁ、と改めて思いました。

 

「改めて」というのは、

私はもともと演劇をやっていたこともあり、常々、

人生も、会社も、仕事も、ドラマ(演劇)だ!と思っており、

「会社は舞台だ!」と考えております。

ただ、「改めて」思ったのは、

面白いなぁ!とか、感動した!また観たい!

と思わせる魅力的な物語というものには共通項があるように、

魅力的な会社や事業にも共通項があるよな、ということです。

そして、

これは「結果的に」そう感じることなんだと思いました。

 

まず、ドラマの話からすると、

ドラマには必ず「超目標」と「貫通行動」というものが存在

します。

主人公は、「何かのため」に存在するわけですが、物語を貫く

目標のことを「超目標」といいます。これがぶれていたりする

物語は何の話なんだかわからず面白くありません。

 

そして、

その「超目標」に向かって行動することを「貫通行動」と

呼びます。

 

人の心を動かす物語りには必ず、明確な「超目標」とそれに

向けた「貫通行動」がとても情熱的であったり、純粋だったり

します。

 

でも、それだけではつまらない話です。

面白さを出すためには、その主人公の貫通行動を邪魔するか

のような、小さなヤマの連続が必要になるのです。

次々あらわれる小さなヤマ。いわゆる壁みたいなものですが、

まっすぐ超目標に向かうことを許さないかのような、環境側から

の反対する力。

このぶつかり、葛藤、闘いこそが物語の面白さです。

そして、それをクリアした時の爽快さや安堵感、感動。

1つ1つのヤマを乗り越えていくなかで、物語の主題(テーマ)

が伝わっていきます。

 俗に

「話を面白くするにはカセ(環境の力)を強くしろ」

=「貫通行動を邪魔する力を強くしろ」

あるいは「人物同士におおいにケンカさせろ」

といわれます。

 

 

あまちゃんもまさにその王道をいったシナリオです。

毎回15分の中でテンポよく話が展開し、しかもその15分の中

にヤマが必ずちょこちょこ出てきてきます。

そのたびに、視聴者はハラハラしたり、どうなるんだろう

と画面に釘付けになるわけです。

 

これは会社でも、事業でも同じ。

常に壁にぶつかりながら、その都度乗り越え、前に進んでいき

ます。

「超目標」は「ビジョン」

「主題(テーマ)」は「理念」

にあたるのではないでしょうか。


※(社内向け)

 この違いがうちの社員は分かるかな?

 疑問に思ったら自ら調べたり、考えたりして欲しい。

 

ただし、このエントリーのはじめに書いたように、

面白いとか感動した!とかは「結果的に」感じることです。

その物語の渦中にいる登場人物である社内のメンバーや

事業にたずさわる人たちには、ただただ様々な物語の事件

に巻き込まれた状態かもしれません。

結果的に、あとからその過程を振り返ってみると、

「ドラマみたいだな(笑)」と笑えるような会社や事業と

いうのが面白い会社や事業なのかな、と思いました。

(登場人物にとってそれがよいかどうかは別かも)

 

会社は「舞台」

そこにかかわる人たちは「登場人物」

 

物語はシナリオだけでなく、登場人物たちの魅力という

のが面白さの大きな要素でもあります。

 

うちの登場人物たちは、よい意味でバラバラの個性。

舞台は、はちゃめちゃでどうなるか先が読めません。

そしてこれから新章に突入しようとしている状況です。

これからどうなるのか?

 

登場人物の一人でもある私は、脚本を書きながらも

楽しみたいと思っています。

そして、あとで振り返り、

あの物語は最高だったね!と言わせたいですね。

 

 

この本とか「ドラマとは何か?」(川辺一外:著)は

演劇だけでなく「物語」というものを考える際に

とっても参考になります。

シナリオの基礎技術

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