Masao's Blog ~ BIZARRE ADVENTURE ~

レイディーバグという会社を経営している平世将夫の「奇妙な冒険」Blog

自分の言葉で話す

杉浦日向子さんの本はとても面白いんです。

漫画家でもあり、江戸風俗研究家として江戸の文化・人情について

漫画や文章を残しております。

 

粋に暮らす言葉

粋に暮らす言葉

この「粋に暮らす言葉」は、家の中のいつでも手軽に手にとれる

場所に置いておき、ふとした時に手にとりパラパラとめくっては、

何だか楽になるような、楽しくなるようなそんな本なのです。

読むと、江戸の文化、またそんな文化を生みだした日本っていう国

は本当に面白いなぁと思わずにはいられません。

 

そんな本に散りばめられている言葉はどれも、印象的なのですが、

この一言が何だか記憶に残ってしまっております。

 

自分の言葉で話す

江戸っ子は、借り物の言葉ではなく、自分の言葉で話すことを重んじます。ありきたりの「空が高いね」ではなく、「今日の空は初鰹(はつがつお)の背中のような色だ」などと、その人独自のオリジナルの言葉で、より強く思いを伝えようとしました。

 

昔の江戸の人って何だかカッコいいと思ってしまいます。

「初鰹の背中のような色だ」なんて言えますかね?

他の人とは違う、自分だけの表現・言葉を持っているってとっても

素敵です。

 

このような自分の言葉で表現できるようになるには、どうすれば

よいのでしょうかね?

基本的にインプットしていないものはアプトプットできないと

思うのです。

つまり、

まずは日頃からモノを見て、体験して、喜怒哀楽を感じる、

小さな日常の中にあるモノゴトを感じる感性が大切なのでは

ないでしょうか。

そして、その感じたモノゴトが身体にストックされていきます。

すると、ある時感じたモノゴトが過去に体験したモノゴトと

近しい場合、「初鰹の背中のような色だねぇ!」なんて言葉が

飛び出してくるんじゃないでしょうか。

まぁ、思いつきの考えですが。

 

ただ、現代人と異なり、江戸の人たちは何気ない日常や、

ちょっとした風景をとても感受性豊かに感じていたのは

間違いないと思うのです。

 

自分の言葉で話すということは、決して難しいことではなく

日々の身近なことをしっかり「感じる」ことから始まるん

じゃないかな、と思った日曜日でした。

 

それにしても江戸っ子、カッコいいのです。