センゴク
GWということで、漫画ネタを2回続けたいと思います。
色々と好きな漫画はありますが、現在も連載中で楽しみにしているものの1つに「センゴク」があります。これは歴史好き、特に戦国時代が好きな人には是非とも一読して頂きたい漫画です。
「センゴク」は、主人公「仙石権兵衛秀久」が戦で捕らえられ、織田家中の秀吉の隊に迎え入れられるところから始まる物語りです。
「戦国史上最も失敗し挽回した男」
として、世間的には知られていない人物を主人公にした描かれています。
そして、様々な古い文書を出典元として明記し、リアルな時代考証から通説を覆すような描かれ方もしています。それがリアルでとても興味深いのです。
私の「信長」「秀吉」を中心とした戦国時代のイメージは以下の小説によるところが大きいです。
司馬遼太郎著作の以下。
「国盗り物語」

- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/12/02
- メディア: 文庫
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「新史太閤記」

- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1973/05/29
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「覇王の家」

- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/04/30
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「関ヶ原」

- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1974/06/24
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津本陽著作の「下天は夢か」

- 作者: 津本陽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/06/04
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司馬遼太郎著作より、津本陽著作の「下天は夢か」の方がリアルな描写で比較的「センゴク」に近い気がします。
司馬遼太郎著作は、物語としてとてもワクワク読み進められる読み物ですね。
特に「覇王の家」までの戦国三部作的な著作は、それぞれ信長・秀吉・家康の三者三様なリーダー像が描かれていて、ビジネスと重ね合わせても楽しめるかと。(純粋に歴史を楽しんだ方が楽しいですけどね。)私は何回読んでも「新史太閤記」の秀吉が好きです。
GWや年末年始の休みなど、比較的長期に休みをとれるときにこそ、歴史小説に没頭してみるのはオススメです。
そして、その上で「センゴク」を読んでみるとさらに面白いこと間違いなし!
仙石権兵衛がなかなか魅力的です!
(参考)
「センゴク外伝 桶狭間戦記」…今川義元と織田信長を主役とした話。

- 作者: 宮下英樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/06
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第1部「センゴク」…仙石が秀吉の部下となり、浅井家が滅亡するまでを描く

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第2部「センゴク 天正記」…武田家滅亡までを描く

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第3部「センゴク 一統記」…中国を攻める秀吉隊から始まり、本能寺の変に続く(現在連載中)

- 作者: 宮下英樹
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